憧れた人

2003年8月1日
隣の課の人の送別会がありました
彼女は、新卒から13年間会社にいた人で、私も入社当時は会社の仕事以外の(部署ちがうから…)いろいろなルールを教えてもらったりして本当にお世話になった人です。
彼女は、仕事はもの凄くできるし、気配りもきちっとできるスーパー事務員さんでした。
子供の頃に思い描いていた「大人の女」そのもののような人で、いつかあんな風になりたいと憧れていました。

本部中の、誰もが彼女のことを好きだったから、心の籠った本当に楽しい送別会でした。
最後は、たくさんの人が別れを惜しんで泣きました。
彼女は泣き笑いしながら、泣いている人たちを元気づけていました。こんなときでも自分より皆のことを大切にしていてくれました。
誰もが彼女の新しい出発を心の底から喜びながら、でも、寂しくて。
月曜からの彼女のいない会社が、信じられなくて、悲しくて。

あまり話したことなかったけど、もっと彼女のこと見ていたかった。
美しい言葉遣いでてきぱきと仕事をこなすあの姿を、私はこの先ずっと忘れないと思う。

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